世界最大級の寺社フェス「向源」主催の、
品川にある常行寺のお坊さん、友光雅臣(がしん)さんを訪問しました。
雅臣さんはユーモアに溢れる気さくな方で、お寺の本堂で楽しく、
向源への想いや未来のビジョンを語り合いました。
★「向源」とは、
『~未来はあなたの手の中に~自分たち日本人の「源」流に「向」き合うことで、未来へ「向」かっていく「源」となる』
というコンセプトで、
お寺で音楽や屋台、体験講座を楽しみながら、
日本の文化・伝統を体験するイベントで、
2011年に地元のお寺で、自分にできることは何か?
ちょっとおもしろいことをしようよというノリで70人から始まってから倍々に増え、
昨年から一気にスケールアップして増上寺で開催、なんと約2000人が来場しています。
(今年も5月2日、3日に開催予定!ぜひご参加ください。)
★「向源」のビジョン
東京オリンピック開催が決まった時、
オリンピックの招致映像に日本の文化的な側面が全く映っていなかった。日本や東京の価値ってそれだけではない!
待ってていてもそうはならない。自分たちからやっていこう!という想いから、
2020年東京オリンピックの時には、
「都内10箇所の寺社で同時開催、参加者は60万人、国内の寺社に人が溢れ、それぞれが日本の伝統、文化を発信する波となる」
というビジョンが見えています。
★自身を起点に周りを巻き込む
開催まで2週間を切っていながら、
「ボランティアスタッフが主体的に動いてくれるお陰で、
今はやることってあんまりないんですよ~笑」
「自分の仕事は今週来週のことではなく、先々のビジョンを考えたり示したりすること。」
と語る雅臣さん。
フランス語通訳から電気工事まで、(幅広い)
スタッフの方々が自分を自然に活かす所が見つかり、活かされる循環が産まれている
ところがとても興味深いです。
「これだけやってくださいね」と型にはめずに、
「得意なことは?、どんなことができるか?」をしっかり聴くなど、
スタッフ1人1人と向き合うことをとても大事にされています。
「僕自身は何もできないんですよ〜、できる人を集めて、協力してもらっているだけ」
「ダメだったらやめればいい。なるようになる!5年もあれば色々できる!」
今、世の中で起きていることや時代感を捉えた上で、
「自分が何をやるのか?」を突き詰め、打ち上げ、
そして自分の”できること”と”限界”を自覚し、
周りを自然に巻き込んでいく。
そんなところが、とてもIdeal だと感じました。
これからIdeal LeadersともCo-creationしていきますので、
お楽しみにどうぞ!(お寺でのワークショップなどやってみたいです)
まずは、5/2、3の「向源」@増上寺、この空気を味わいに私も家族で遊びに行きます。
雅臣さん、どうもありがとうございました!