CEOゆうじです。
組織に起こる問題の新たな見立て方・解き方にとても触発になる学びがありました。
先日、慶應丸の内シティキャンパスの講座「菊澤研宗さんが語る失敗の本質 日本陸軍と組織の不条理」 最終回でした。
近年の行動経済学の理論を組織に起こる問題の真因発見にも活用するものです。
それによると組織に起こる問題や不条理現象の原因を、各人の愚かさに求めるのではなく、人間が原理的にもつ「限定合理性」ゆえであるとみます。
限定合理的な各人がそれぞれなりに合理的に思考・言動しあい、その相互作用の結果、意図しない不条理現象が組織に起きる、、、
つまり、「組織は合理的に失敗する」のです。
これを聞いてドキッとするビジネスリーダーも多いのではないでしょうか!
組織や人間は限定合理的という観点に立つとこれまで盲点になっていた解法も見つかりそうですね。