11月2日、アイディール・リーダーズCEO川本が、【組織変革 3つの「罠」と「ポイント」】というタイトルで、「One Globis」にて、講演をいたしました。
「One Globis」は、グロービス経営大学院の在校生・卒業生の方のうち、自社の組織風土の変革活動に取り組んでいる皆さまの分科会です。
※大企業の若手有志団体のプラットフォーム「One JAPAN」に参加をされている方がほとんどです。http://onejapan.jp
事前のアンケートでは、このようなお悩みが寄せられました。
「幹事メンバーがまだ2人。呼びかけてもなかなか増えないんです。」
「事務局メンバーは集まったが、自主的に企画をあげてくるほど温度感は高くない」
「数百人のメンバーを集めたものの、反応してくれる人が決まってきています」
「どういうコンセプトや呼びかけで One●●活動を実施していけばいいのか?」
「有志の変革活動の意義を、周りに理解してもらえるものの賛同はしてもらえない。」
「そんなことやる前に、目の前の仕事やれよ、というプレッシャーを上司や同僚から感じます」
実践者の皆さまならではの具体的なお悩みですね。
皆さまのお悩みを受けて、川本による組織改革の際の「3つの罠」の解説です。
①「重要×緊急ではない」テーマを見過ごす罠
②「過剰なGapアプローチ」の罠
③「策定する人」と「実行する人」が別になる罠
みなさん、自分に引き当てながら聴いていらっしゃいます。
続いて、組織改革の際の「3つのポイント」の解説です。
①「4つの質サイクル」によるアプローチ
②「ポジティブアプローチ」による主体性の醸成
③目指す風土を自ら体現する「変革コアチーム」を創る
話を聴きながら、何かを掴んだ、という表情の方が多くいらっしゃいました。
会の後半は「ライブセッション」。
実践者の方のリアルな取り組みを事例に、川本が「公開セッション」の形でお悩みの相談にのりました。
リアルなお悩みが、ひとつ、またひとつ解決されるたびに、相談者の方は「う〜ん」と、唸っていらっしゃいました。
そして、あっという間の2時間が終了!
後日、ライブセッションで川本にご相談をされた方に、感想をお寄せいただきました。
【参加前に、どんな悩みをお持ちでしたか? 】
2年半続けてきた有志の勉強会への参加人数をどのように増やすことができるか、1度参加した人が継続して勉強会へ参加し、運営にコミットするまでになってもらえるかについて悩みをもっていました。
また、これまでの活動でできた軸に囚われてしまい、新しい分野の活動をしていくに当たり、なかなか事務局としてチャレンジすることができなくなっていることが悩みでした。
【ライブセッションでどんなことに気づきましたか?】
「恐怖から始まったことは大抵うまくいかない」という川本さんの一言がグッサリ突き刺さりました 笑。
自分も最初は参加者であり、勉強会に参加することで得られる新たな視点や学びの楽しさから事務局にまで参加するようになりましたが、事務局として勉強会を運営していくうちに「会を回す」ということが優先され、自分が勉強会に参加したきっかけを忘れてしまっていたことに気が付きました。
まずは自らが楽しむこと、運営している人が楽しそうじゃないと参加してくれる人たちも楽しそうに感じないであろうこと。その大前提を思い出すことができました。
【その後、何か行動や関わりを変えたことがありますか?】
「そもそもこれは何でやりたいのだっけ?」ということを一度自分に問いかけるようにしています。
楽しみたいために企画・運営していることが、いつの間にか眉間に皺を寄せながら悲壮感漂うものになってしまっていることに、ふと我に返って気が付けるようになりました 笑。
メンバーとともに、笑顔でがんばっていこうと思います!
ご参加いただいたOne Globisの皆さま、ありがとうございました!
アイディール・リーダーズは、みなさまの変革活動を応援させていただきます。
※上記の講演内容にご興味のある方は、下記までご連絡ください。
a.goto@ideal-leaders.co.jp