こんにちは!CHO(Chief Happiness Officer)の丹羽です。
先日、ニューヨークにて開催されたトレーニングプログラムに参加してきました。
テーマは「Happiness at Work」です!
仕事における幸せとは何か?
どのようにすれば、幸せな職場を作れるか?
ということについて学んできました。
主催は、デンマークのコンサルティング会社「Woohoo Inc.」。
参加者は、アメリカ、フランス、ドイツ、イスラエルなど世界6カ国から多様なメンバーが集まりました。
少しだけ、内容をご紹介します。
多くの企業では、「従業員満足度」を上げるために、様々な取り組みがなされています。ボーナスや昇進、充実した福利厚生から素敵なオフィス、無料の朝食まで。。。これらは、「満足度」を上げるためには有効ですが、実は「幸福度」を上げるためにはあまり有効ではないことがわかっています。
なぜなら、幸せは、その瞬間に感じるポジティブな感情であって、満足度のように事後的に評価するものではないから。オフィスに無料のコーヒーがあることは、確かに嬉しいですし「良い職場」として評価はできますが、それがあるからといって、仕事をしている瞬間に「わくわく」したり、「めちゃめちゃやる気」になったりはしませんよね。
仕事における幸福とは、自分が意義を感じられる仕事をしていて、それに対して貢献できていると感じられること。
そして、一緒に働く仲間と良い関係性を構築でき、心理的安全性を感じられること。
これらの要素によって生まれてきます。
そして、幸せな人は、生産性、売上、クリエイティビティなどのビジネスパフォーマンスにおいて、そうでない人より高い成果を上げることがわかってきています。
ということは、、、Happiness at Workに取り組むことは、単なる「お楽しみ施策」ではなく、まじめなビジネス上の戦略なのです!
このプログラムに参加し、ますますCHOとしてのやる気が高まった丹羽でした。ここで学んだことも含め、2018年はセミナーや書籍出版?!なども行っていく予定です。
なお、デンマークをはじめとした北欧諸国には、”Work Happiness”を一言で表す言葉、"Arbejdsglaede"があるとのこと。
日本でも、仕事におけるHappinessを広げていきたいですね!
写真はWoohooのCHO、Alexと。
プログラムについてはこちらから。