10月21日(日)の日本経済新聞に掲載されたこちらの記事では、世界最大の資産運用会社、米ブラックロックのラリー・フィンク会長が日本経済新聞者の取材に応じ、「企業は従業員や顧客、社会に賛同・理解される経営理念を示す必要がある」と述べたと発表しています。
株主として日本を含む世界の企業経営者に今年送った書簡で「Purpose(理念、存在意義)」という言葉を強調しているということでした。
8/31に発売した、「パーパス・マネジメントー社員の幸せを大切にする経営」の中で、私たちも、社員が幸せに働くためには組織の「Purpose」が必要だと述べています。
「この組織は何のために存在しているか?」に答えるものが、組織のPurposeです。
「業界でNo1になる」「持続的成長を続ける」といった表現は、それが社会にとってどんな意味があるのか、という点がありません。
世の中に対して提供している価値や社会的意義が含まれていることが、組織のPurposeにおいても重要な点となります。
自分たちが活動することで、世の中にはどんな良い影響があるのか?自分たちは世界のどんな課題を解決するのか?このような要素が入っていることが、Purposeにとって必要不可欠となるのです。