2018年8月31日に発売された「パーパス・マネジメントー社員の幸せを大切にする経営」で触れている「パーパス・マネジメント」に関して、ぜひみなさんにもより詳しく知っていただきたく、定期的な発信を始めました!
第二弾は「パーパス・マネジメントとは?」にフォーカスをしてご紹介いたします。
パーパス・マネジメントとは?
「パーパス・マネジメント」とは、会社のPurpose(存在意義)をすべての起点として、それに沿った形での戦略立案や意思決定、社内外向けの施策を実行していくことです。
Purposeについては、前回の記事でご紹介しました。
自社の存在意義をPurposeという形で表現することで、「この会社は何のためにあるのか?」が明確になります。
しかし、Purposeはコトバにするだけでは十分とは言えません。
私たちは日々様々な企業の方とお話しする中で、
よく、こんなことを耳にします。
「Purpose(もしくは理念、ビジョン、社是etc. という表現を使っている会社もあるかもしれません)は知っているけれど、日々それを意識しているかと言うと・・・」
「あの素敵なフレーズですよね。どこの会社も似たようなこと言っているし、それについてじっくり考えたことってあまりないかもしれません」
みなさんの周りでも、このようなことって思い当たりませんか?
Purposeは経営や現場の各場面で、実行されてこそ意味があります。
Purposeで言っていることと、やっていることを一致させる、それこそが「パーパス・マネジメント」なのです。
例えば、、、
採用の場面。
通常の採用基準だけでなく、「Purposeに本当に共感しているか」について面接でじっくり話をする。
製品・サービス開発の場面。
Purposeの実現に資する内容かどうかで判断する。
PR・ブランディングの場面。
Purposeに沿ったメッセージを発信し続ける。
投資・ M &Aの場面。
単にシナジーがあって売上・利益が増えるか、だけではなく、Purposeの実現に寄与するかで判断をする。
このように、Purposeを北極星として、企業経営や日々の意思決定をおこなっていくことを「パーパス・マネジメント」と言います。
では、なぜ今、「パーパス・マネジメント」が大事なのでしょうか?
実は様々な観点において、「パーパス・マネジメント」によるメリットが明らかになってきています。
どうぞ次回をお楽しみに!
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