私たちアイディール・リーダーズは、パーパス(存在意義)コンサルティングとエグゼクティブコーチングを通じて、経営者のパーパスの言語化、そして具体化に向けた戦略策定のサポートしています。
そして今回、アイディール・リーダーズCEO永井がすべてのノウハウを凝縮して送り出す書籍『会社の問題発見、課題設定、問題解決』が発売されました。
その中から一部を抜粋して、分かりやすく皆様にお届けしています。
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《未来を語る経営者編》
未来を語る経営者は数多くいます。古くは昭和の前半から存在する企業、本田技研やソニー創業者は、町工場の頃から、世界的な企業になることを周囲に話していました。
本日より5回に分けて5名の経営者のストーリーをご紹介してまいります。
未来を語る経営者⓵:ソフトバンク
最近では、ソフトバンクは「新30年ビジョン」を発表していますが、実は「300年後の世界」も提示しています。
ソフトバンクのpurpose(存在意義)は「情報革命で人々を幸せにしたい」ということ。
300年後の世界では、「人間の脳から手足につながる微弱な電流を使って通信する機能を使い、時計やピアスに組み込まれるに組み込まれたチップを付けた人間が、体をいわば通信媒体にして脳とコンピューターで相互通信を行う時代が必ず来るでしょう。~300年後のソフトバンクグループは、携帯電話会社ではなく、テレパシー通信カンパニーになっているかもしれません。」と定義しています(新30ビジョン発表会サマリー)
また、人間とコンピューターが共に様々な社会問題を解決する世界になっている将来像を示し、ソフトバンクは人々を幸せにするために脳型コンピューター、情報革命を広めていきたいと夢を語っています。
「よい問題解決は、よい問題発見から始まる。」
本ブログでご紹介している内容含め、組織の理想の将来像(ビジョン)を実現するための、本当の問題を発見し、解決していく方法を具体的事例も踏まえて説明している書籍を発行いたしました。ご関心ございましたらぜひご覧ください。
経営者は、ビジョンを掲げる存在。そして実際の現場では、問題発見、課題設定、問題解決のプロセスをOKR型で繰り返し、ダイナミックかつ地道に組織を動かしていく企業が増えました。その際に欠かせないのが、人と組織を成長させ、駆動し続けることができる、力強いビジョンです。
本著では、永井が携わった仕事の中から、ビジョンによって組織を変革した製造業やIT企業の事例を紹介し、経営陣の内発的動機と現場の内発的動機をポジティブに相互作用させる組織マネジメント手法を解説していきます。
書籍情報
タイトル:会社の問題発見、課題設定、問題解決
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2019/10/21)
著者:永井恒男・齋藤健太
定価:本体価格1,680円+税
ISBN-10:4295403539
ISBN-13:978-4295403531
発行:2019年10月21日初版発行
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