私たちアイディール・リーダーズは、パーパス(存在意義)コンサルティングとエグゼクティブコーチングを通じて、経営者のパーパスの言語化、そして具体化に向けた戦略策定のサポートしています。
そして今回、アイディール・リーダーズCEO永井がすべてのノウハウを凝縮して送り出す書籍『会社の問題発見、課題設定、問題解決』が発売されました。
その中から一部を抜粋して、分かりやすく皆様にお届けしています。
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《未来を語る経営者編》
未来を語る経営者は数多くいます。古くは昭和の前半から存在する企業、本田技研やソニー創業者は、町工場の頃から、世界的な企業になることを周囲に話していました。
未来を語る経営者③:サイボウズ
筆者(CEO永井)は経営者向けのエグゼクティブコーチングを仕事としているので、そうしたビジョナリーな経営者の方々のお話をお伺いする貴重な機会を数多く頂いています。
例えば、サイボウズの青野慶久社長は10年以上前に「日本人はメジャーリーグでは通用しないと言われていたが、今は何人も活躍している。同じように日本のITサービスはアメリカへの進出が難しいといわれているが当社が先鞭を打つ!」と語っていました。
現在、サイボウズ社はkintoneというクラウドサービス導入で見事アメリカ進出しています。2018年度末時点においてアメリカで同社サービスを導入した企業は270社(前年比60%増)となりました。同時に中国事業では1000社以上、東南アジアでは400社以上(前年比135%増)が同社サービスを導入しています。これはグローバルビジネス展開という観点で大手IT企業に比べても素晴らしい成果です。
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2019年12月23日に開催されたイベント「サイボウズ青野社長と次世代組織を考える NEXT VISION Vol.1:成長し続ける上場企業で社員が幸せってありえる?」のイベントの様子が、Biz/Zine様に掲載されました。
https://ideal-leaders.co.jp/20200203092048
「よい問題解決は、よい問題発見から始まる。」
本ブログでご紹介している内容含め、組織の理想の将来像(ビジョン)を実現するための、本当の問題を発見し、解決していく方法を具体的事例も踏まえて説明している書籍を発行いたしました。ご関心ございましたらぜひご覧ください。
経営者は、ビジョンを掲げる存在。そして実際の現場では、問題発見、課題設定、問題解決のプロセスをOKR型で繰り返し、ダイナミックかつ地道に組織を動かしていく企業が増えました。その際に欠かせないのが、人と組織を成長させ、駆動し続けることができる、力強いビジョンです。
本著では、永井が携わった仕事の中から、ビジョンによって組織を変革した製造業やIT企業の事例を紹介し、経営陣の内発的動機と現場の内発的動機をポジティブに相互作用させる組織マネジメント手法を解説していきます。
書籍情報
タイトル:会社の問題発見、課題設定、問題解決
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2019/10/21)
著者:永井恒男・齋藤健太
定価:本体価格1,680円+税
ISBN-10:4295403539
ISBN-13:978-4295403531
発行:2019年10月21日初版発行
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