驚くようなスピードで毎日の状況が変化する中、今私たちにできることは何なのか、どのような形で皆さんの力になれるのか、そのような事を日々考えています。
多様な働き方をするアイディール・リーダーズだからこそお伝えできる、今できる「仕事における幸せ」を高めるための取り組みアイデアについてまとめてみましたので、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
アイディール・リーダーズでは、社員の幸せをデザインする役割として、CHO(Chief Happiness Officer)をご紹介しています。CHOは経営職の一つですが、現場で働く一般社員であっても「私たち一人ひとりが自分のチームのCHOなんだ!」と意識して行動することで、幸せな組織づくりが加速すると考えています。
CHO(Chief Happiness Officer)とは?
アイディール・リーダーズでは、CHOが中心となって、下記の4つの要素に取り組むことにより、「仕事における幸せ」を高めることができると考えています。
--私たちが考える「仕事における幸せ」とは
P(Purpose=存在意義):自身のPurposeと会社のPurposeに重なる部分を見いだせる
A(Authenticity=自分らしさ):自分の強みを活かし、自分らしく仕事が行える
R(Relationship=関係性):一緒に働く人々とよい人間関係を築き、協力して働ける
W(Wellness=心身の健康):仕事に取り組む上で、心身が健康である
これらの要素を文章で表すと「自分が意義を感じられる仕事を、自分らしく、周囲とよい関係を気付きながら、実現できること。そのための土台として心身の健康が備わっていること」となります。
「仕事における幸せ」のための取り組みアイデア Vol. 2として、本日は「Authenticity」「Wellness」の観点から、今すぐできる取り組みをご紹介いたします。
※Vol.1「Purpose」「Relationship」に関する取り組みアイデアはこちらからご覧ください。
Authenticityとは「自分らしさ」を表します。
「仕事において自分の強みを活かす機会がある人は、意欲・生産性・QOLが大きく向上する」という研究結果があります。
コロナウイルスの影響が引き続き続く今だからこそ自分の強みを活かし取り組めることを考えることは、最終的に自分自身のパフォーマンスや「仕事における幸せ」を高めることにつながります。
とはいえ、自分の強みを明確に知っている人も少ないのではないでしょうか?
「自分らしさ」をさらに理解する上で、診断テストは客観的な分析を元に自分の特性を教えてくれる有効なツールとなります。
中でも「ストレングスファインダー」は非常に有効です。
アメリカ心理学会に「強みの心理学の父」として表彰されたドナルド・O・クリフトン博士が開発したアセスメントです。
ストレングスファインダーでは人の強みを34種類に分類し、書籍に付属しているアクセスコードから診断を受けると、自分の強みTOP5を知ることができます。
その結果を元に「この状況で自分の強みをどのように仕事で活かすか」を考えてみるのはいかがでしょうか?
※強みの一覧はこちらからご覧ください。
下記は、強みごとの取り組みアイディアです。
- 社交性が強み:オンライン飲み会を企画する。
- 学習欲が強み:普段は時間が取れず学べないことをこの機会に学び、それをシェアする。
- 共感性が強み:近況共有や雑談をする「話を聞く会」を開く。不安や気がかりも聞いてもらえる機会を作る。
- 回復志向が強み:逆風を乗り越えていくための戦略やアイディアを考えシェアする。
ぜひ楽しみながら自分らしい取り組みを探究してみてください。
次に、Wellnessについてご紹介します。
Wellnessは心身の健康を指し、幸せに働くためのベースになります。
在宅勤務やリモートワークの割合が増えたことにより、椅子に座りながら仕事をする機会が普段よりも増えているかもしれません。
また、今までとは違う働き方によって、食事や睡眠のサイクルにも変化があるのではないでしょうか?
通勤や移動の時間が無くなったからこそ、どのように時間を効率的に使っていくか。
また、自宅や決められたスペースで長時間仕事をする中でどのように体調やモチベーションを向上させていくか。
今回はその中で「1日の時間割を決める」を紹介したいと思います。
- 紙やPCのメモに自分が抱えている業務を洗い出しましょう
自分自身が取り組むべきことが整理されるだけでも、集中力をあげるきっかけになるかもしれません。
- 自分自身が働く上での希望や制約も整理しましょう
- 在宅勤務になり、仕事と育児を両立しなければいけない。
- 睡眠は最低7時間は確保したい。
- 通勤時間の代わりに朝は15分間のエクササイズ・ヨガをしてから朝礼に参加してみよう。
- ランチ後には30分間休憩と読書の時間を確保したい。
などを書き出すことで、普段の働き方ではできなかったことができるようになるかもしれません。
自分がワクワクするポイントを一日の予定に組み込むことも、改めて働き方を考える上での一つのポイントです。
睡眠や瞑想系のアプリを入れて使ってみるのもおすすめです。
最近ではマインドフルネス系のアプリや睡眠サイクルの計測アプリも多く登場しています。
今回は、AuthenticityとWellnessに関する取り組みのアイディアをご紹介しました。
PurposeとRelationshipについてはこちらをご覧ください。
今までとは違う状況をポジティブに捉えて、この機会に「働き方」についてゆっくり考えてみませんか?