パンデミックが起きてからますます企業のPurposeが注目されています。最近は、消費者がブランドのPurposeに共感すると、そのブランドから購入する可能性が【4倍】というデータも出ているほどです。(弊社ブログ参照)
多くの企業が社会の風潮に合わせPurposeを見直す、もしくは新たに策定する中、ただPurposeを掲げているだけでは「信頼」に欠けるのでは?という声も出ています。
ヨーロッパで有名なマーケティングウェブサイト「The Drum」で12/7に配信された記事の中で、このようなことが述べられています。
今回のような危機が発生した時に、どのようにして世間からの「信頼」を得ることができるのか?
キーポイントは『オーセンティシティ』
オーセンティシティ*が、企業にとって重要な「信頼」を構築する上で非常に大切な要素である。
*オーセンティシティ、日本語に翻訳すると「自分らしさ」、さらにその中には、それを充分に自覚して、体現していることが意味に含まれている。(参考サイト)
Purposeの位置付けにも進化が
Purposeは「あったら良い」という存在ではなく、「あるべきもの」へ進化しており、オーセンティシティと信頼は「根本的になくてはならないもの」である、とも述べられています。
信頼への後押し
このことから、企業の存在意義としてPurposeがある中で、それを後押しし、より真摯でブレない企業として世界に打ち出すためには、自分たちらしさを組みこむことが重要であることが分かります。
例えば、企業Purposeが「世界平和に貢献する」ですと、少し薄っぺらい印象になってしまいます。
ここに、企業の特性を組み込んで、より体現していることを印象付けることが、さらなる「信頼」への道につながるのではないでしょうか。
Photo by freepik