インターンシップを通じて Vol.1

インターンシップを通じて Vol.1

Ideal Leadersでは、初のインターン生として4名の学生の皆さんとお仕事をする機会がありました。
私たちも学生の皆さんと共にたくさんのことを学び、新しい発見があった実り多い時間となりました。

今回のインターンシッププログラムを通じてどのようなことを学んだか、そして母国と日本のビジネスの違いなど、まずは香港と台湾からの二人にインタビューをしました。

写真左 Johnson Lau (香港)
写真右 Tony Chung-Hao Chen (台湾)
法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント 専攻

Ideal Leadersで働いてみてどうでしたか?

【Johnson】

今までのインターンシップの経験でNo.1でした。伝統的な日本の会社に比べ、Ideal Leadersの職場環境は素晴らしく、オープンな環境で質問したりチームメンバーと話したりと、みんながきちんと話を聞き、質問に対して真剣に答えてくれる場所でした。みんなとてもナイスでフレンドリー、気軽で尊敬できる方でした。
オフィスはシェアオフィス内にあり、とってもエネルギッシュ。毎日仕事に行くのが初めて楽しいと感じました。今回与えられた仕事はチャレンジングでしたが、非常に興味深く、大きな学びにもつながりました。自分の周りにいるビジネススクールの生徒にもこちらでのインターンシップを勧めたいと思います。

【Tony】

素晴らしい経験でした。インターンシップというよりもIdeal Leadersの全員から学べる非常に良い機会を与えてもらったという感じです。今回のタスクは2つ。CHOとエグゼクティブコーチングについて学びました。同行したワークショップでは、コーチングやワークショップがどのように進められているかを学び、卒業後コンサルタントになる意味について自分の中でも色々と考える機会となりました。

日本と母国の両方で働いた経験ができましたが、日本の仕事環境で良かった点は?母国から日本が学べる点は何ですか?

【Johnson】

日本の会社で働いて一番好きだった文化は飲みニケーションです。働き始めた最初の段階でのこうしたコミュニケーションは、両者の関係性を近づける良い手段だと思います。一つ改善できると思ったのは、私の国(香港)ではemailではなくスマホアプリを利用してコミュニケーションをしており、返信の時間短縮につながると感じました。

【Tony】

日本では全てが整理整頓されていて、意思決定の際には熱心に全ての必要な情報を探し出す印象です。その反面、日本の多くの会社ではそれに時間を取られすぎる、そしてトップダウンのスタイルのため、柔軟性が少なく、意思決定に時間がかかると感じました。日本の多くの会社では、承認を得るために紙の書類を回すなど、デジタル化が進んでいないことも感じました。
台湾では、このような承認事項などにおいてデジタル化は進んでいるため、効率よく仕事ができます。しかし、人々が細かな情報まで気にすることが少なくなり、些細なミスが多くあると感じます。台湾でも新しことを取り入れるのに積極的ですが、自分たちの良い技術と組み合わせて、より自分のものにするというプロセスが日本よりは劣っています。
私は台湾で、アメリカの会社と日本の会社両方で働きました。ですので、今後のキャリアのためこの経験を生かしていけると思います。

10年後のビジョンは?

【Johnson】

私の長期的なビジョンは、まず数年コンサルタントとして働き、その後中国でクリエイティブプロダクションのビジネスを始めること。リタイアの際はそのビジネスを終わらせて、アーティストになっていたいと思います。

【Tony】

10年以内には自分でビジネスをはじめ、その収入を社会のために役立てていければと思っています。例えば、台湾の田舎、特に山間部では良い教育を受けることができない子供たちがいます。その子供たちのために良い教育の提供をし、都市部とのギャップを埋めていきたいです。特に私は音楽が好きなのでまずは楽器の提供、そして教育につなげていければと思います。この活動をするためには収入が必要になるため、自分のビジネスでそこをまかなっていければ、社会のための活動に集中することができます。

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