グローバルリーダーシップ開発

Global Leadership

グローバルに事業を展開されている企業様に向け、アセスメントとコーチング、
集合ワークショップなどを用いながらグローバルリーダーの育成に伴走いたします。
客観的なアセスメントをもとに対象者の方のCQ(cultural intelligence)を
高めるアプローチ(コーチングやワークショップなど)を組み合わせることで
効果的に異なる文化的背景を持つ方々との協働方法を学び、組織全体に広げていくアプローチが可能です。

組織に以下のような課題はありませんか?


  • 海外赴任者の異文化理解が表層的であり(「日本とは違う」という理解にとどまっている)、どう対応すべきかが明確ではない
  • 海外拠点における日本人社員と現地採用社員の間のチームビルディングができていない
  • 外国籍社員を雇っているが、その上司や日本人の同僚との間でコミュニケーションの齟齬が起こっている
  • 商品やサービスを海外展開しているが、ローカライズがうまくいかず売上が伸び悩んでいる

このような場合には、
グローバルリーダーのCQ (Cultural Intelligence)を
高めることが有効です。

ビジネス動画メディア「PIVOT」掲載

【異文化・多様性マネジメント】CQはIQ,EQに続く第三の知性/文化を数値化する/日本人は犠牲思考・不確実性回避/本質的な多様性


世界トップ企業がなぜCQを重要視しているか


CQとは、文化背景の異なる人々と協働し、成果を出す力のことです。
IQ、EQに次ぐ第3の知性として注目されており、多様性がますます加速する時代におけるビジネスリーダーに欠かせない能力となりつつあります。
IQ、EQとは異なり、CQはトレーニングによって開発することが可能であることも特徴です。

Google、Starbucks、Coca-Cola、ハーバード大学などの世界的な企業・組織が取り入れるCQの本質は「個々人の違いを正しく認識し、その違いを力に変える」ことにあります。
CQを通じた本質的な多様性理解が、グローバルな環境におけるリーダーシップの発揮において非常に重要です。

また、上記の図にあるように、文化の違いへの理解がビジネスの成功に貢献することが分かっており、すでにグローバル企業ではCQをリーダーの最優先事項とする企業が増えてきています。
つまり、異なる文化的背景を持つ人たちとどのようにして効果的に協働していくかを学び、グローバルリーダーとしての可能性を拡げることが、グローバル時代の組織の成功の鍵を握るのです。

グローバルリーダーシップ開発の効果


  • 社員個人に対する効果

    自分自身がどの程度多様性を受け入れらているか、違いを認め活かし合うためのケーパビリティがどの程度あるのか、そして自身の文化的傾向はどのようなものなのかについて認識が深まり、グローバルな環境で活躍できる人材になるための意識変革・行動変容が促される

  • チーム・組織に対する効果

    チームメンバーそれぞれの文化的傾向についてお互いに理解することで、グローバル市場で持続的にパフォーマンスを出すために違いを最大限活用しパワーにできる組織へと変容する

アイディール・リーダーズのダイバーシティ&インクルージョンプログラムの特長


・客観的なアセスメントを最適な形で組み合わせた伴走
・50カ国以上の方々との協働経験のあるファシリテーターが担当
・拠点で直面する課題に対し、実践的に決断を下していくトレーニングを実施

グローバルリーダーシップ開発のプロセス(一例)


3つのアセスメントを受検後、ワークショップとコーチングを組み合わせながら、
異なる文化的背景を持つ方々との効果的な協働方法を学び、実践を後押しします。

ワークショップの例

拠点の経営において直面するIssueに対し、責任者の立場で悩みながら連続的に決断を下していくケースメソッド型トレーニング等をご提供可能です。
テーマやリテラシーは貴社ニーズに応じて柔軟にカスタマイズ可能です。
(集合型・4時間〜半日 ※実施形態(対面/オンライン)は要相談

アセスメントの例
ホフステード CWQ6次元モデル( Hofstede Culture in the Workplace Questionnaire)

個人やチーム、職場、国ごとの文化的な傾向を、6つの次元(切り口)を使って表すことができるアセスメント。
仕事に対する個人の態度や価値観を「文化のプロフィール」で提示し、自身の志向をより深く理解し、
仕事で関わる個人やグループ、国と比較することで、回答者の多様な環境における効果性を高める。
(オンラインアセスメント/所要時間20~30分)

CWQアセスメントに関する詳細

  • CWQ 6次元モデルを元にした国ごとの傾向の例

    6つの次元のうち、例えば「個人と社会の関係性(集団主義か個人主義か)」に関して取りあげると国ごとにそれぞれ上記のような傾向となります。

  • CWQ6次元モデルのチーム結果例

    このアセスメントでは、国ごとの傾向を見ることができるだけでなく、個人の傾向を出すことが可能です。
    自身の傾向と赴任先の国の文化の傾向を比較したり、新しいチームメンバーそれぞれの個人結果をもとに、チームビルディングや相互理解に役立てることができます。

アセスメントの例
IDI( Intercultural Development Inventory )
5つの発達段階

文化の違いをどのように受け止め、どう対処しているかに関する発達度合いが5つの段階で出力されるアセスメント。
個人結果だけでなく、チームなど集団での結果も出力可能です。
自身や自組織の発達段階を客観的な数値として受け入れることで、多様な文化を受け止めるための土台づくりとなります。
(オンラインアセスメント/所要時間15~20分)

アセスメントの例
CQ Basic Assessment

多様な文化環境で効果的に協働する4つのケーパビリティを測定し、開発ポイントを提示するアセスメント。
4つのケーパビリティは更に細かく分析され、例えばCQ知識の部分では、自分と、自分と違う文化について、ビジネス規範、価値観、言語、リーダーシップの4点からどこまで理解しているか、文化的に多様な状況で起こっている事象をどのように説明できるか?が示されます。
自己評価の指標を、全世界の受検者25万人との相対比較で出力されます。
個人レポートとグループレポートがあります。
(オンラインアセスメント/所要時間15~20分)

ソリューションの設計思想
(なぜこのサービスが生まれたのか?)


全く異なる文化的背景を持つ人々と共に仕事を進めることは、単一文化での仕事よりもはるかにイノベーションを生み出す可能性を秘めています。
しかしながら、グローバルに進出しても、日本の文化に「同化」させた状態でビジネスを進めたいと考えるリーダーは少なくありません。
また赴任先の国の文化と日本の文化の違いを表層的にしか理解しておらず、どう対応すべきか、最後まで解を持たないまま海外赴任を終える駐在者の方も多く目にしてきました。
このソリューションは、このような状況に置かれがちなグローバルリーダーが、日本と異なる文化的背景を持つ方々とどう効果的に協働するかに関して、強力な助けとなるものです。
自分と異なる文化を「変だ」と捉えるのではなく「ただ異なるだけ」として受け入れ尊重し、お互いの違いを活かすことは、ビジネスパートナーからの信頼を一気に確固たるものにする力があります。
このようなスキルを高め、世界で信頼を得てビジネスを成功させるビジネスリーダーが1人でも増えることが、このソリューションに込めた私たちの願いです。

Q&A

よくある質問

もちろん可能です。まずは事務局・チームメンバーの方に、絞って受検いただき、アセスメントを実施する場合も多くございます。

もちろん可能です。ご予算や対象者のニーズに応じて柔軟にカスタマイズ可能です。まずは一度お問い合わせください。