組織文化変革プログラム
Organizational Culture Transformation
企業変革において組織文化の重要性は高まっています。
ホフステード組織文化診断によって組織文化の“As is”(現状)を知り、
“To be”(理想)を定めるソリューションによって
企業変革のご支援をします。
組織に以下のような課題はありませんか?
- 未現状の組織文化について「なんとなく」会話することはあるが、
具体的なデータ等を用いて議論することができていない - 組織文化が重要だと認識し、様々な取り組みを行っているが、成果や変化を測定できていない
- 全社・事業部の戦略や方針が実現されない(DX推進などの大きな変革が実現されない)
- パーパスやビジョンに沿った組織文化変革が求められているが、社員や組織の行動変容が起こっていない
組織文化変革において大切なことは、
“理想の文化”を定め、“現状の文化”を理解し、
ギャップを埋めていくことです。
ビジネス動画メディア「PIVOT」掲載
【異文化・多様性マネジメント】CQはIQ,EQに続く第三の知性/文化を数値化する/日本人は犠牲思考・不確実性回避/本質的な多様性
組織文化変革の重要性
ピーター・ドラッカーが「企業文化は戦略に勝る(Culture eats strategy for breakfast)」と述べるように、
パーパス・ビジョン・ミッションや経営戦略に応じて、組織文化は戦略的に変化させる必要があります。
また、個々人のマインドセット・行動も組織文化から強い影響を受けます。
組織文化変革のプロセス
一朝一夕には変わらない組織文化を戦略的に変化させるためには、 理想(最適な組織文化:Optimal Culture)と現在地(現状の組織文化:Actual Culture)を明確に、差分を認識する必要があります。 その上で、差分を埋めるための打ち手を講じ、「何をどうしたら組織文化が変化するのか」について目線を合わせることで、現場に具体的な変化をもたらすことが可能です。
1最適文化の設定
自組織の組織文化を洗い出し、自社にとっての望ましい文化を定める
2アセスメント
対象者に対してサーベイを実施し、
組織の現状文化を明らかにする
3ギャップ分析
現状の文化と最適な文化の間を
埋めるために、自分達は何をすべきかを対話する
4施策立案・実行
最適文化実現のための変革レバー(打ち手集)を具体的な施策に落とし込む
私たちは、以下の6つの次元で組織文化を定量的に分析することで、
変革における理想と現在地を可視化した上で、打ち手に関する議論に伴走します。
組織文化の6次元
次元1 組織の効果性
次元2 経営哲学
次元3 組織の視点
次元4 親しみやすさ
次元5 仕事の規律
次元6 ステークホルダー志向
Source:Organizational culture model based on Hofstede research
アイディール・リーダーズの組織文化変革プログラムの特長
・客観的なアセスメントとワークショップ、コーチング等を最適な形で組み合わせた伴走
・日々の仕事における行動変容、意識変革を促す対話を提供
・上場企業を中心とした組織開発実績のあるコンサルタントが担当
経営戦略の実践のために理想の組織文化を定め、ホフステード組織文化診断によって現状の組織文化に関するインプットを行います。 その後、ワークショップの中で最適文化・現状文化の差分について議論し、変革に向けた施策を検討します。
また、組織文化変革はトップのコミットメントなしに実現することは不可能です。 経営陣・管理職層に対して、変革における想いや背景をインタビューを行った上でプロジェクトを設計したり、 ご本人がより効果的なリーダーシップを発揮するためにエグゼクティブコーチが個別で伴走したりすることも可能です。
※プログラムの内容・スケジュールは、ご予算やニーズにあわせて柔軟に変更可能です
使用するホフステード組織文化診断の特徴
「カルチャー」に関して、
グローバルで最も信頼されているアセスメント「文化と経営の父」と呼ばれる、 ヘールト・ホフステード博士が実施した10の異なる組織の20のユニットにおける調査研究の結果を基に6つの次元が開発されました。
自部署・自チームの組織文化を可視化することが可能
メンバー個々人の回答結果(回答所要時間:約20分)を、 上記の6つの次元で数値化・可視化し、部署・チーム単位で詳細なレポートを出力することが可能です。
変革に向けた具体的な取り組みを提案することが可能
結果を踏まえて、取り組みの方向性をご提示します。 レポートを元に、弊社コンサルタントとディスカッションを行い、 理想の姿(最適な組織文化)を実現するための具体的な案を検討し、実施に向けてサポートを行います。
ソリューションの設計思想
(なぜこのサービスが生まれたのか?)
私たちの生きている世界は不確実でノンリニア(非線形)な出来事の連続で組織が取り組む課題は日々、複雑さと難解さが増しています。こうした状況の中、組織文化の果たす役割は、ますます大きくなっているという思いを強くしています。
今回ご紹介するホフステード組織文化診断は、ホフステード博士の組織文化の学術研究をベースに、長年にわたる応用研究と、業界のリーディング・カンパニーである多数の多国籍企業における組織文化変革プロジェクトの経験と学習を積み上げて開発されたものです。「組織間のアラインメント(連携)」、「リーダーシップの影響力」、「高いパフォーマンスのチーム」、「ウェルビーイングの実現」の視点も踏まえ、診断対象となる組織ごとに定量的なデータからレポートを提供します。
組織文化変革とは、組織を未来のステージに移行させるための旅です。最終的には、組織も個人も現在の状態から未来の状態へと移行することが必要です。変革の旅路でどんな反応があるのか、それは組織と人によって異なりますが次の二つだけは共通しています。
Knowledge is comforting 知識は安心をもたらす
Honest dialogue is crucial 正直な対話が不可欠
どんな組織でも当てはまるベストプラクティス、あるべき組織文化は存在しません。組織変革のために戦略や人事制度、組織構造、人材開発を行っても、組織文化がその実現を阻むことは残念ながらあり得ます。その組織に応じた理想の文化を戦略的に構築していく。文化を経営のツールの一つとして最大活用し、パーパスの実現や経営戦略の推進につなげるお客様が増えること。こんな願いを込めて、このソリューションを提供いたします。
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