2019年11月29日、三菱UFJ信託銀行従業員組合様の代議員大会にて講演
「Purpose Management 社員を大切にする経営」を行いました。
三菱UFJ信託銀行様では、一部社員と上級管理職を除いた方々で労働組合が構成されています。
今回は約6000人もの人数からなる組合員の中から各支部の代表である約130名の代議員の方々に弊社CHO丹羽が講師として登壇し、
「Purpose Management 社員を大切にする経営」についての講演を実施しました。
この講演が行われた背景として、従業員組合の方々が過去8年間掲げていた自らのミッション・ビジョン・バリューの見直しを検討していることや
社会環境と会社の姿が変化している中で自分たち従業員組合の存在意義もどう変化していくべきなのか作られている最中であるということが挙げられます。
そのため今回は、社員の幸せを探求することの大切さにフォーカスし、参加者の方々が「どうすれば自社の社員6000名が幸せになるのか」考えていただくような講演となりました。
幸せな社員はビジネスの成果を生み出す?
冒頭で、ポジティブ心理学では幸福度の高い社員はそうでない社員に比べ、仕事での生産性は31%、売り上げは37%、創造性は3倍高いといったデータがあることを紹介しました。
またこれまでのポジティブ心理学研究所の調査から、「成果が出るから幸せ」ではなく「幸せだから成果が出る」ということも併せて紹介しました。
リアルタイムでの幸せに関するアンケート
講演中には、参加者の方々に「何があると、あなたは仕事で幸せだと感じますか」といったアンケートにお答えいただきました。
会場全体のアンケート結果がリアルタイムでスクリーンに表示される様子に、参加者の皆様は興味深そうに見入っていました。
仕事における幸せを生み出す"PARW"とは
冒頭で社員の幸福度を高めることはビジネス戦略において非常に重要であるということを紹介しました。
ではそもそも仕事における幸せとは何なのでしょうか
我々、アイディール・リーダーズは仕事における幸せには以下の4つの要素があると考えます。
P(Purpose=存在意義):自身と会社の存在意義が明確になり、重なる部分を見いだせる
A(Authenticity=自分らしさ):自分の強みを活かし、自分らしく仕事が行える
R(Relationship=関係性):一緒に働く人々とよい人間関係を築き、協力して働ける
W(Wellness=心身の健康):仕事に取り組む上で、心身が健康である
上記の「PARW」の観点から社員の幸せをデザインすることが、CHO(Chief Happiness Officer)にとって非常に大切な役割です。
三菱UFJ信託銀行の皆様の幸せな働き方を実現できるように、従業員組合の方々を全力でサポートして参りますのでこれからもどうぞよろしくお願い致します。
今回は貴重な機会を頂きありがとうございました。
今回のレポートは以上となります。