ATD参加レポート

ATD参加レポート

ATDセッション①

日曜日から、ATD (Association for Talent Development) に参加するため米国アトランタに来ています。


ATDは人材開発の分野の国際会議で、毎年世界中から約1万人が参加していているとのこと。人材開発の分野での最新の情報やトレンドに触れることができる他にはない機会となっています。

今日のセッションで印象に残ったこと

クリエイティビティを高めるマネジメントのキーワードは、
・選択の余地
・内発的動機
・認知と感謝
・リソース、ツール
・関係性

 

一方、
クリエイティビティを殺すマネジメントのキーワードは、
・評価
・監視
・報酬
・競争
・限られた選択肢
・外発的動機

 

とのこと。
ちなみに、報酬を与えると、「いいもの(評価されるもの)を作ろう!」という気持ちが働いてしまい、仕事が遅くなったり無難なアウトプットになってしまうとのことでした。

ATDセッション②

ATD2日目は、基調講演で双子の宇宙旅行士 Mark KellyとScott Kellyのお話を聞きました。
動画は会場の様子。まるでショーが始まるかのような熱気と演出です!
(講演内容を撮影できなかったのが残念!)

今日のセッションで印象に残ったこと

ミレニアル世代(1982年〜2000年生まれ)はそれより上の世代と比べて価値観が全然違う!とよく言われますが、「実はそうは変わらない」というデータを紹介いただきました(88%は変わらないそう)。
とはいえ、ミレニアル世代のリーダーがより求めるものとして紹介されたのは、

・意味のある仕事
・フレキシブルな働き方
・上司からのフォードバックやコーチング

とのことです。

 

意外だったのは、
・今の会社に「15年以上働きたい」と答えた人が全体の約44%もいたとのこと。
これは、その他の世代(約30%)よりも多い。
・競争や達成、昇進意欲が他の世代と同じくらいある。
(これは賃金が低いことや奨学金の返済などの経済的理由が大きいかもとのこと)

「ミレニアル世代は〜〜」とラベリングをせずに、一人一人を見ることが大事そうですね!

ATDセッション③

ATD3日目。今日も興味深いセッションが盛りだくさんの一日でした。
ご紹介するのは、CHO (Chief Happiness Officer) としては必見のセッション、

“Inspiring Happiness: The Science of Leveraging Positive Psychology at Work” です!
大音量で Pharrell Williamsの Happyが流れ、なぜかカエルのぬいぐるみが飛び交う会場でハイテンションなセッションが始まりました。
アメリカンなノリのセッションを体験できることもATDの魅力の一つです!

今日のセッションで印象に残ったこと

・世の中、ネガティブな情報であふれている(Happyなニュースは報道されない)
・仕事においてHappyな人はわずか13%(日本ではわずか7%!)
・「成功すればHappyになれる」と言われることが多いが、実際は逆!「Happyだから成功する」
・職場でHappyな人は「変なヤツ」と思われ、「普通」に戻す力が働くことが多い
・職場でのHappinessを阻害する規範や行動をやめよう!
例)挨拶をしない、会議でPCを開く、会議で笑うのNG、ダメ出し目的のダメ出し

Happinessつながりということで、スピーカーの方ともすっかり仲良くなりました!

ATDセッション④

ATDもいよいよ最終日。あっという間の4日間でした。
先日ミレニアル世代(1982年〜2000年生まれ)の特徴についてレポートしましたが、
少し異なる調査結果も紹介されていましたので、こちらでもシェアします。

ミレニアル世代にとって・・・

仕事で大事なことTop3

インパクト(76%):世界やコミュニティに対する影響が大きいこと
学習(59%):仕事に必要なスキルだけでなく、世界を良くするための学習ができる
家族(51%):親や家族をケアすることのできる環境(権利や甘えではなく、責任だと捉えている)

仕事で大事なこと下位3つ

・地位や名声(22%)
・自律(22%):自由に仕事をすることよりも、ちゃんと見てもらえることが大事
・報酬(10%)

こちらは全世界85万人を対象に行ったリサーチの結果とのことです。
アメリカでは、ミレニアル世代はどの世代よりも多く、9,200万人(人口の25%以上)もいます。
彼らが企業の主要ポジションにつくことが目前に迫る中、「これどうなっちゃうの!?」という懸念が広がっているようで、ATDではミレニアル世代に関するセッションがとても多くありました。