危機的状況とパーパスドリブン型リーダーシップ

危機的状況とパーパスドリブン型リーダーシップ

2020.6.10配信のハーバード・ビジネス・レビューオンラインでは、ソニー 代表執行役 会長兼社長 CEO 吉田 憲一郎氏のインタビューを掲載しています。2018年4月の社長就任から最も重要視し丁寧に取り組んだのが、ソニーグループのパーパスとバリューの設定と語ります。

 

当社は、「クリエイティビティとテクノロ ジーの力で、世界を感動で満たす。」という Purpose(存在意義:以下パーパス)を掲げて いるのですが、今回のコロナ禍でその意義を、すべての社員があらためて強く感じることに なりました。

 

これは、ソニーが大切にした、パーパス&バリューの設定に社員を巻き込むことが大きく影響しているのではないでしょうか。

 

記事はこちらです。(HBR定期購読社のみ全文お読みいただけます。
「ソニーは、誰のために、何のために存在するのか」

-- パーパスがあると、"disrupted world"(混乱した世の中)でイノベーションや変革を起こしやすい?

上記の記事に関連する情報として、EYにより2018年4月に発表されたこちらのレポート内に、今の世界のような状況において、パーパスがどのように進むべき道を明らかにするのかが述べられています。

 

レポート内のデータでは、混乱した世の中で成功を収める必要がある際に、パーパスがその価値を向上させると語っています。

【以下のアクションにおいてパーパスが重要であると答えたパーパスフルカンパニーの率】

素早くイノベーションを起こす:68%
変革を進める:59%
バリュー、ビジョン、戦略、意思決定との強いつながり:58%
組織の長期的ゴールの明確さと理解:53%
リスクアセスメント、マネジメント、緩和:47%

(参照:同レポートFigure 6)

 

このことからも、パーパスがあると、混乱した世の中でイノベーションや変革を起こしやすいということが言えるのでは無いでしょうか。

 

EYレポートはこちらからご覧いただけます
How can purpose reveal a path through disruption?
(どのようにしてパーパスは混乱を通じて進むべき道を明らかにすることができるのか?)

 

関連ブログはこちら:
<メディア掲載>なぜソニーは新たにPurposeを掲げたのか──“多様性”を強みに変えるソニーの「存在意義」
Biz/Zine様に取材をいただいた、ソニー株式会社の広報・CSR部シニアゼネラルマネージャーの今田真実様と、CHO丹羽の対談記事がご覧いただけます。

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