ビジョンやパーパスを「自分ごと」として捉えてもらうには?
皆さんは会社に対して、以下のような課題を感じていませんか?
・会社のパーパスを従業員がどこまで自分ごととして捉えているかわからない
・パーパスの理解度について個人差が大きい(役職や部署によってばらつきがある)
・従業員にパーパスをより自分ごととして捉えてもらうための施策がわからない
このような課題について解決策を考える前に、まずはそもそもなぜビジョンやパーパスを「自分ごと」として捉えてもらう必要があるのか、改めて考えてみましょう。
策定したビジョンやパーパスに対して、「腹落ち感」を持ってもらうことが非常に重要です
古くからある経営理念であれ、新しく策定したビジョンやパーパスであれ、言葉の意味を理解して共感を示すだけでは、経営に変化をもたらすことはできません。
実際に行動が変化することが重要です。
一方で、そのビジョンやパーパスを「自分ごと」として捉えてもらうことが、まず初めに直面する大きな課題です。
この壁を乗り越えるには、社員個々人にビジョンやパーパスに対する「腹落ち感」を持ってもらうことがカギとなります。
そして、「腹落ち感」を醸成するためには、自分自身のビジョンやパーパスとの「重なり」を見出すことが有効であると、以前こちらの記事でも紹介しました。
特にパーパスの一致は、幸福度向上、業績向上、エンゲージメント向上、離職率低下、などの好影響をもたらします。
では、どのようにパーパスの「重なり」を大きくしていけば良いのか?
「アセスメントによる現状把握→課題の特定→施策実行」のサイクルを
中長期的に回し続けることが重要です
パーパスの重なりを大きくするには、
・アセスメントを活用して正しく現状を認識すること
・ボトルネックとなっている属性や原因を特定し、何が課題なのかを明らかにすること
・パーパス一致度を高めるための施策を講じること
をサイクルとして回していくことが重要です。
アセスメントにおける測定の観点
個人のパーパスと会社の施策の2つの観点から、会社のパーパスの共鳴度を測定する
弊社では、パーパスの一致度に関するアセスメントを開発しています。
本アセスメントは、以下の3つの観点で診断を行い、パーパス一致度向上の取り組みをサポートします。
アセスメントにおける分析の観点
介入すべき層・課題の明確化
アセスメント実施後の施策案
対象のレイヤーに合わせて幅広く打ち手を検討することが重要です。
「測定・現状把握」「加入すべき層・課題の明確化」を経て得られた示唆を用いて、貴社のパーパス一致度を高めるために有効と考えられる施策を弊社からご提案いたします。
試験導入事例
日系一部上場インターネット広告企業
「人生の目的を見つけている度(個人のパーパス明解度)」「会社のスタンスへの共感」を掛け合わせて分析した結果、人生の目的が明確&会社スタンスに共感している社員の「幸福度」「パフォーマンス」が高いことが明らかになりました。