《見逃されがちなPMIのポイント》
101日目から直面する組織文化の問題と解決策
企画概要|セミナー開催の背景
現代の経営戦略において、M&Aは重要な選択肢の一つになっています。
しかし、日本企業のM&Aの成功率は3割程度とされ、理想の実現が困難であることも実情です。
企業間の適合性がその成功を左右する重要なファクターとなっています。
多くのM&Aが失敗に終わる大きな理由の一つに、効果的な統合計画の欠如があります。特に、M&A後のポスト・マージャー・インテグレーション(PMI)は、戦略的な計画と同じくらい重要です。
PMIプロセスは、組織の構造・制度といったハード面だけでなく、文化、価値観といったソフト面が大きく影響します。
PMIの成功において、組織文化は無視できない要素です。異なる組織文化の衝突は、統合の失敗に直結し得ます。文化の変容は一朝一夕では起こり得ません。
ピーター・ドラッカーが「企業文化は戦略に勝る(Culture eats strategy for breakfast)」というように、 文化が持つ強い力によって社員や組織の行動変容が起こらない事があり得ます。
M&Aが成約すると施策の検討、ガバナンスの構築、制度・業務プロセス・システムの統合など100日プランに取り組まれると思います。
文化が変容するには時間を要するからこそ、101日目から取り組むべきPMIとして「組織文化変容」をお勧めします。
- 統合先の企業と対立が起き、想定していたシナジーが実現できていない
- 統合先の組織文化について話題に上がるが、具体的なデータ等を用いて議論することができていない
- PMIにおいて組織文化が重要だと認識し、様々な取り組みを行っているが、成果や変化を測定できていない
といった課題感をお持ちの企業様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回のセミナーでは、ホフステード組織文化6次元モデルを使い、現状の組織文化を測り、理想の組織文化を定めることで、PMIにおける組織文化の問題と解決策をお伝えします。
【関連サービス】
組織文化変革プログラム
https://ideal-leaders.co.jp/service/culture-transformation/
セミナー概要
- 日時:2024/06/18(火) 13:00~14:00
- 定員:100名
- 費用:無料
- 会場:オンライン(zoom)にて実施
- 申込〆切:各回開催前日
参加をおすすめしている方
- これからの事業戦略上、M&Aを検討している経営者・経営企画部の方
- M&Aを行い、組織文化統合に取り組んでいる経営企画部・人事部の方
- 統合後、シナジーが生み出せず文化が戦略実現の足を引っ張ていると感じている経営者・経営企画部・人事部の方
登壇者紹介
アイデール・リーダーズ株式会社
組織開発コンサルタント
https://ideal-leaders.co.jp/member/hiroki-sakurada/
東北学院大学経済学部卒業。グロービス経営大学院修了(MBA)。
2011年TOTO東北販売株式会社に入社し、東日本大震災の被災エリアを担当する。震災復興の過程を法人営業としてキャリアを歩む。クライアントの新規事業部立ち上げに参画も1年で撤退した経験から力不足を痛感し、経営を体系的に学ぶためグロービス経営大学院に入学。人・組織のアプローチでクライアントの経営に貢献することを目指しアイディール・リーダーズ株式会社に参画。