新宿マルイ本館
働く意義を再確認しイキイキと働ける
従業員を増やすPurpose Workshop
新宿マルイ本館
新宿マルイ本館
- 話し手
- 新宿マルイ本館
店次長 長友伸也様
- 聞き手
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アイディール・リーダーズ株式会社
Q.アイディール・リーダーズにパーパスワークショップをご依頼してくださった背景を教えてください。
今回依頼した背景は、毎年行っているストレスチェックの分析結果が、今年はグループ全体に比べ当店のスコアがあまり高くなかったということがあります。特に仕事の意義・働きがいのスコアに課題感を感じていました。今後グループでワークエンゲージメントを高めたいと思っており、ワークエンゲージメントと大きく関わっている「仕事の意義・働きがい」に関しての取り組みを考えていました。
同様に、職場の一体感や職場の対人関係なども、ワークエンゲージメントを構成する要素として重要なポイントなので、「仕事の意義・働きがい」「職場の一体感」「職場の対人関係」の3つに関して何かアクションを起こしたいと思っていました。
また、新型コロナウイルスの影響を受け厳しい状況下で、「小売で働く我々の働きがいをどう見出していくか、さらに、従業員の個々人が持っているキャリアに対する漠然とした不安に対して何かアクションを起こすことができないか」を考え続けていました。
このような背景を経て、「働く意義(パーパス)について、自分でしっかり捉えた上で、自分自身のパーパスが会社の目指す方向と重なり合う部分があると、長い会社人生においても『働く意義』が高まり、楽しく働くことができるのではないか」と思いました。そこでパーパスについて何かできないかと思い、アイディール・リーダーズにパーパスワークショップをお願いすることにしました。
終了後のアンケートの中にポジティブなコメントが多々あり、やって良かったと思いました。
今後の取り組みとしては、新宿マルイ本館の中で「パーパスとは実際にどのようなものか」「パーパス・ワークショップを実際に体感した人はどう感じたか」の共有をすることに意味があるのではないかと考えています。
そこで、1月中にはワークショップに出られなかった方に対して、「パーパスとは何か」を共有していきたいと考えています。
参考:参加者の感想
- 以前にもパーパスワークショップに参加したことがあり、自身のパーパスは前回とつながったが、インタビュアーによって導き出される内容が違って、新たな発見がありました。
- 自身のモチベーションのポイントや背景の棚卸しができて、入社当時の目標の再確認をすることができました。
- 昔のことを思い出しながら答えていくと、自分でも忘れていた自分の一番大切なことが実は変わっていなかったということを改めて実感しました。
- 相手の背景を知ることで、その人が大切にしてることであったり、「だからこういったスタンスで働いているんだな」ということが理解できて、自分自身にも取り入れたいということが非常に多かったので有意義な時間でした。
- インタビューのペア相手とはかなり歳が離れていたが、根本には近いところがあり、「やっぱり同じ会社で同じ思いで働いているのだな」と実感し嬉しく思いました。
Q.パーパスワークショップを実施して、組織にどのような変化を期待されていますか?
最終的には、「皆さんがイキイキと働いていただけること」を目指しています。イキイキさが仕事に表れてきて、新しい取り組みや今までできていなかったことに思い切ってチャレンジする風潮に繋がることを期待しています。
さらに、売り場の中で自分の価値観が正しいと信じて、一歩踏み込んだアクションが起こせるようになって欲しいと思っています。
Q.最後にアイディール・リーダーズのパーパスワークショップの感想をお聞かせください。
昨年の春からコロナでどこも厳しい状況が続いていますが、そういった時こそ「なぜ働いているのか」など、自分自身の根本になるもの・土台になるものを見つめ直すことは、苦しい局面を乗り越えるために重要になると考えています。
「厳しいな」「辛いな」と思っている人たちこそ、一度立ち止まって、価値観やパーパスを見つめ直す機会を持つことに意義があるのではないかと思います。