これまでのブログで、パーパス・マネジメントとは?また、パーパス・マネジメントを企業の中で実施していくことのメリット(①、②、③、④)、ミッションやビジョンとの違いについてご紹介してきました。
ここまで読んでいただき、「自社にも経営の軸となるPurposeがあるといいな」「ミッションやビジョンの言葉はあるけれど、Purposeという観点で見直してみたいな」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でもそれってどう見つけるのでしょう・・・?
会社のPurposeを経営陣などで集まって対話し明確にしていくプロセスは、書籍「パーパス・マネジメント」の6章の中でご紹介しています。
このプロセスは、ポジティブアプローチをベースとしているため、複数人〜集団で共感的に合意をつくる(一人ひとりが本当に腹落ちする)にあたり非常に有効なプロセスとなります。
ただし、このプロセスをより効果的にするためには、
自社の存在意義や目指したい方向性について、そこに集まる一人ひとりが「自分としての」想いを持った上で対話を始めることが重要です。
つまり、「自分が心から願っていることは何か」を見つけること。
「そもそも自分は何のために存在し、どんな世界をつくりたいのか」といった少し哲学的な問いを探求すること。このようなことが求められます。
もちろん、自分で「う〜ん・・・」と考えて見つけていくこともできます。でも、それだけでは堂々巡りになってしまったり、行き詰まってしまうこともありますよね。
そこで有効なのが、コーチングです。
コーチングは、コーチががその人(クライアント)が持っている内発的な想いが引き出されるよう、様々な角度から質問をすることにより、クライアント自身が答えを見つけていくプロセスです。
コーチとのやりとりを重ねることにより、自分が本当に願っていることや大切にしている価値観の輪郭が浮かび上がってくるのです。
Ideal Leadersでは、経営者やビジネスリーダーの方を対象に、エグゼクティブコーチングをご提供し、Purposeを明確にすることをサポートしています。Purposeが明確になると、それを軸に経営を行うパーパス・マネジメントが可能になり、会社にとって様々な良いことが起きてくるのです。
今後、エグゼクティブコーチングの中身についてもご紹介していく予定ですので、どうぞご期待ください。