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BOOK INTRODUCTION
書籍紹介

強い組織は違いを楽しむ CQが切り拓く組織文化
- 著者名 : 宮森 千嘉子
- 監修 : ディヴィッド・リヴァモア
- 発行日 : 2026年4月26日初版発行
- 出版社 : 株式会社日本能率協会マネジメントセンター
近年、組織文化の重要性が注目を集めています。BANI(※1)と呼ばれる不確実な時代を迎え、組織の成長や競争力を高めるうえで、意図的に文化を育み、戦略を後押しする“頼れるパートナー”として組織文化を位置づけることが欠かせなくなってきました。
本書『強い組織は違いを楽しむ CQが切り拓く組織文化』は、組織文化を戦略の推進力と捉え、いかに組織を強くしていくかを解き明かします。著者の宮森千嘉子は、組織の力を高めるには単にパーパスを掲げるだけでなく、一人ひとりの価値観や違いを活かす必要があると説きます。そのカギとなるのが、リーダーの「CQ(文化の知能指数)」です。多様な個性を尊重し、共創を促す組織文化を築くためにも、CQを高めて“文化を使いこなす”スキルが求められるのです。
また、本書は文化と経営の権威であるヘールト・ホフステードの下で学んだ著者が、多くの企業で組織文化変革を支援してきた実体験や、変革を実現した企業へのインタビューを豊富に紹介しています。BANI時代を生き抜くうえで、組織文化をどう位置づけ、どう活かすか。本書には、その具体的なヒントと実践知が詰まっています。
※1 BANI:Brittle(もろい)、Anxious(不安)、Non-Linear(非線形)、Incomprehensible(不可解)を指す。
- 第1章 組織文化とは何か
- 第2章 不安定な時代への対処
- 第3章 組織と個人の関係性
- 第4章 多様性のつまづき
- 第5章 どこで誰とでも効果的に働くためのCQ
- 第6章 組織とCQ
- 第7章 競争の組織文化を醸成する
- 第8章 分極化の時代に
- 第9章 組織文化を語る 〜CASE STUDY〜
- (事例:株式会社丸井グループ、三谷産業株式会社、株式会社東レ経営研究所、株式会社レゾナック、マレーシア味の素社)
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